大沢温泉 湯治屋(1)
さて、大沢温泉(湯治屋、山水閣)のお風呂をご紹介。泉質はどれも同じアルカリ性単純泉です。
曰く・・・
「この大沢温泉は延暦年間に坂上田村麻呂が東征の折、毒矢に当たって苦しんだが、この温泉に浴して幾ばくもなく直ったとの伝説があります。千二百年以上の歴史があり南部藩主、宮沢賢治、高村光太郎ゆかりの温泉です」と、あり。
今回は山水閣宿泊客専用の「山水の湯」を除くお風呂をご紹介します。
山水閣の宿泊客専用「山水の湯」、「貸切家族風呂」については前回ブログをご参照ください。まずは有名な大露天風呂「大沢の湯」をご紹介。
階段を下りて扉を開けると広がる大露天風呂。
脱衣所はいきなり外です。
女性用脱衣所あり(奥に見える赤い暖簾)。
混浴の大露天風呂ですが、女性専用時間あり。豊沢川沿いに面し、対岸の菊水館の茅葺屋根が。
そして見渡すと名物の曲がり橋、周辺の山並みが広がります。
入った感じはトロ~リ系の温まり湯。外気に触れていてもぬるい感じはせず、適温でじっくりと長湯を楽しめました。洗い場もありますが、石鹸類はなし。
夜の雪見露天もまた格別です。
ちなみに曲がり橋の湯治屋側の袂にはかつて幼い頃、この地を訪れていた宮沢賢治の姿が。
次回は湯治屋側内湯「薬師の湯」へ。
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