大沢温泉 湯治屋(2)
大沢温泉は延暦年間に坂上田村麻呂が東征の折、毒矢に当たって苦しんだが、この温泉に浴して幾ばくもなく直ったとの伝説があります。千二百年以上の歴史があり南部藩主、宮沢賢治、高村光太郎ゆかりの温泉です。有名な露天風呂「大沢の湯」へ。
階段を下りていきます。
オープンスペースの脱衣所(脱衣場所と行ったほうが良いかも)。
ちなみに女性の脱衣所は入口脇に別に用意されています。
こちらが「大沢の湯」。
季節の移ろいを感じる豊沢川の渓流沿いに。
この時期は雪見露天を楽しめます。
入った感じはトロ~リ系の温まり湯。この時期は体感で42、3度の適温。
夏場と比較して余り熱くないのでじっくりと長湯を楽しめました。
昼間は湯治客の他、日帰り客で盛況でした。
洗い場の様子。
シャワーは無し。石鹸も見当たらず。
掛け湯をしたら、お湯を楽しむ、景色をゆったりと楽しむ、それだけで良いと思います。
夜の雪見露天も乙なもの。
ここは混浴で、タオル禁止のため、女性には厳しいようですが、女性専用時間もあり。
(女性専用時間にカミサン撮影)
どうしても抵抗が・・という女性客は女性専用露天「かわべの湯」があり。
この絶景が忘れられずリピーターが絶えないのは納得です。
温泉分析書。
源泉名 大沢温泉(大沢の湯)
泉質 アルカリ性単純泉(低張性アルカリ性高温泉)
泉温 51℃ pH 9.0
湧出量 753L/分
無色透明にして、微かな塩味微かな硫化水素臭を有する
※上記は全ての浴室に同様に掲示されていました。
さて、浴場紹介はまだまだ。
・・続く。
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