乳頭温泉郷 大釜温泉(5)
さて、ここ大釜温泉の食事。正直期待していなかったのですが、逆に素朴な鄙び宿のもてなしを楽しむ事が出来たので特に不満は無し。
夕食は6時から会食場で。時間になると昔の学校の雰囲気を真似てか、合図の鐘(よく福引などで使うやつ)がカランカランと鳴り響きます。
席にはそれぞれの部屋の名前を書いた切り株状の席札が並ぶ。
ここで自分が間違えて、確かめもせずに他の部屋の席についてしまった。
「あれっ、間違えた、でも、テーブルのコンロの燃料に既に火が・・箸も付けちゃったし・・」。
某小安峡方面の秘湯の宿ならここで女性スタッフにこっぴどく叱責される所だが、ここは女将が気を利かせて本来の席から席札を持ってきて交換「お気になさらないでくださいね~。でもあっちの食事の方が良かったかもよ~(冗談)」、で好感。
間違いなく食事内容は同じだったんでホッと一安心。
カミサンの機嫌を僅かに損ねただけに留まる(笑)。
気を取り直して飲み物は地元の生酒を(750円)を。
さて、珍しい「鮎の開きの一夜干し」。
初めて口にしたが中々美味しかったです。
おなじみ「キリタンポ鍋」も膳の固形コンロではなく、厨房の大鍋で作ったもので出来立てが運ばれてきました。
量的にはイマイチかもしれないけど、内容はまあ悪くない感じ。
翌朝の朝食膳。ご飯が美味しいです。
鮎の寒露煮も思ったほど甘さはキツくなし。
コーヒーサービスもお変わり自由。
ここの宿は料理自慢の割烹宿ではないので多くを期待してはいけません。
決められた時間に会食場に赴いても冷めた料理が並んでいる秘湯系の宿が多い中ではまぁ捨てたもんじゃないですね。何と言ってもお風呂の良さは絶品級なので。。
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